■斜め護岸で滑って転倒 肘を骨折-小物釣り-

5/19 金曜日の夜にウナギ釣りをしていて斜め護岸で足を滑らせて肘を強打。 釣竿を持っていたので受け身が取れず、 肘がポッコリと膨れ上がり痛みも酷いのでこれはただ事ではないと家に帰宅。 とりあえずシャワーを浴びて気持ちを落ち着かせ(ホントは骨折時に患部を温めるのはダメで冷やすそうです)、 ネットで検索したら夜間外来に行くべきとの記事があったので電話をしてみました。 そしたら診てくれるとのことなので病院に行くと、 レントゲンを撮ってもらったあとに、 「手術が必要な骨折ですね。土日は手術ができないから月曜日の朝に入院の支度をして来てください。」と言われ痛み止めをもらって帰宅しました。

5/20 朝起きると腕がパンパンに腫れあがり、内出血のアザが薄っすらと表れてきました。 この日は時間を掛けながら仕事をこなしなんとか休業の段取りを組みました。(こういう時ひとりで仕事をしている個人事業主は大変) あと湿布を貼っては数時間で交換を繰り返し患部を冷やしました。

5/21 腕の腫れは相変わらずで赤紫色のアザが広範囲になりました。 痛みはパンパンに腕が腫れていて肘があまり動かないからかそれほど感じません。

5/22 月曜日です。ようやく病院で専門医による診察。 というか、手術と入院は決定事項のようで、 手術前検査をして入院手続きをするように言われました。 検査は採血4本(目的は不明)と出血の止まり具合、 尿検査、心電図、肺活量?の測定と再度レントゲンを撮りました。 入院手続きはトラブル防止のためか同意の署名をいくつもしました。 部屋を案内されたのはお昼。 昼ごはんを食べてから腕をシーネで固定してもらいました。 内出血によるアザがピークのようで紫色に変色した部分が拡大。 腫れも相変わらずです。 夕食を食べて22時就寝。

5/23 シーネで固定したおかげでいくぶん痛みが落ち着いてきました。 アザも出血した血を吸収していることを示す黄土色の部分が表れてきました。 この日は翌日の手術に備えて夕飯後にシャワーを浴びました。

5/24 6時起床採血。 9時から点滴開始。 昼食抜きで14時30に手術室に移動しました。 本人確認をしたあとすぐに手術台に移動、 手術台に寝ころがったと思ったらマスクを被せられ、 眠りまーすと言われたと同時に意識が遠のきました。 全身麻酔なので手術中の記憶はありません。 この点は安心でした。 4時間の手術を終え執刀医の先生から、 予定どおり終了しました。と声を掛けられ意識が戻りました。 問題はここからで患部の痺れと痛みに耐えられず、 何回も点滴の管から痛み止めを注入してもらい、 翌日3時くらいまでは「寝ては痛みで目を覚ます」を繰り返しました。

5/25 前夜から意識がもうろうとしている中、明け方4時頃にそろそろ外しますよとマスクを外されました。 そしたら目が回りだしました。 脈も速くなり強い動悸でやばい感じ。 心電図のモニターからはアラームが鳴りはじめいよいよ俺も終わりかと思ったけど、 じつに落ち着いて看護師さん(かな?)がマスクを再装着し酸素を供給してくれて、 すぐさま容体が落ち着きました。 でも相変わらず患部の痺れと痛みが強く腫れもある。 手術後はナースセンターの隣の部屋で管理されていたけど、 結局大部屋に戻ったのは10時くらい。 あと大部屋に戻るときに尿道カテーテルを抜くんだけどこれは痛くなかった。 看護師さんが言うように「変な感じ」と思うだけで数秒で管が抜かれます。 ※全身麻酔の場合は多くの場合、尿道カテーテルを装着するようです。

5/26 患部の痺れは正座後に立ち上がるとなるあれに近い感じです。 とにかくビリビリする。 きつく腕を固定しているから痺れてんじゃないの?って思ったんだけど、 そうではなく血流を止めていたところに血が流れだしたからだそうです。 そして今日からさっそくリハビリ開始。 今日のところは手先のマッサージとグー・パーの繰り返しだけ。 夜は座薬の痛み止めと睡眠薬。

5/27 患部の痺れと痛みはまだまだ我慢出来ないレベル。 点滴管からも痛み止めを適時投入。でも午後に点滴の針は抜きました。 そして包帯の巻きなおしをして消毒。 リハビリは昨日と同じで自転車こぎ(体力回復のため)もやりました。 夜は錠剤の痛み止めと睡眠薬。

5/30 多少、痛み痺れ腫れが収まってきたような。 睡眠薬は今日から止めました。 リハビリが本格化。

5/31 いよいよ抜糸です。ちょこっとチクってきたけどたいして痛くはなかったです。

6/1 退院。そして肘を90度まで曲げる許可がでたのでリハビリが更に本格化。 というか関節技を掛けられてるような感じで痛いです。 僕が思っていたリハビリのイメージは地味で単調な動きをひたすらやるだったんだけど、 けっこう痛いこともするようです。

6/6 肘の曲げの制限がなくなりました。といっても可動範囲は凄くせまく、 鼻の頭に指先が触れるくらい。 リハビリは相変わらず痛い思いもしているけど日々可動範囲は広がっているのが救い。

6/19 なんとか両手で鼻をかみ、髪の毛を洗い、缶ビールを口元まで持ってこれるようになりました。 痺れと腫れはだいぶ良くなりました。でもチクッとした傷みと肘の関節の違和感が気になります。