■タナゴ釣りの仕掛け ポイント-小物釣り-

タナゴ釣りの仕掛け

●タナゴ

ゲームフィッシングの元祖的存在で、江戸時代から親しまれています。 このタナゴ、国内には10数種類おり、 関東で一般的に釣れるのは、バラタナゴ・ヤリタナゴ・アカヒレタビラ・マタナゴ・カネヒラ・オオタナゴで、 それぞれシーズンも違い、ポイントも異なります。 かつては冬の陽だまりで、群れを釣る方法が一般的でしたが、 現在は、季節を問わず釣りをされる方が多いようです。 仕掛けは極繊細なものを使用します。 特にバラタナゴは口が小さいので、針を砥いだりしないと、 3センチ以下のものはなかなか針がかりしません。 また道糸は透明より黒など着色されたもののほうが仕掛けが作りやすいかと思います。 親ウキは道糸との絡まりを防ぐために、中通し式と斜め通し式がありますが、 気にならないようなら、普通のタイプのものでもかまいません。 いずれにしてもタナゴ専用のウキを使いましょう。 ウキは水面からほとんど出さないようにしたほうがいいと思います。 それとシモリは必須です。 魚が小さいので、親ウキの消し込みではなく、 シモリの動きであたりをとることが多いからです。

バラタナゴ アカヒレタビラ オオタナゴ

●ポイント

本湖・本流・ホソ問わず釣れますが、 二枚貝が生息する砂泥底で、底に変化もしくは草木や障害物があるところを好むような気がします。 また冬場は船溜まりに群れていたりします。

※近年立ち入り禁止の漁港が増えてきました。 漁港に限らず、地域の方達に迷惑をかけないよう心がけましょう。

タナゴ釣りのポイント_01

本湖に繋がっているホソ


タナゴ釣りのポイント_02

トンネルや土管の出入り口


タナゴ釣りのポイント_03

本湖・本流側の水門


タナゴ釣りのポイント_04

ホソ側の水門


タナゴ釣りのポイント_05

水門両側のアシの際


タナゴ釣りのポイント_06

木や倒木の下


タナゴ釣りのポイント_08

波で水底に変化がついている場所


タナゴ釣りのポイント_10

ゴロタ石や捨石


タナゴ釣りのポイント_11

テトラポッド